1.5T MRI の高速FLAIR 法について、TR を10,000 ms、実効…
1.5T MRI の高速FLAIR 法について、TR を10,000 ms、実効TE を100 ms とした場合、TI〈inversion time〉[ms]の値として適切なのはどれか。
- ⑴ 50脂肪を、消す値に近くなります。
- ⑵ 150短すぎて、髄液が消えません。
- ⑶ 400短すぎて、髄液が消えません。
- ⑷ 900白質などが、落ちてしまいます。
- ⑸ 2,500髄液の縦磁化が、ゼロを通ります。
解説
正解は⑸です。FLAIR法は、反転回復パルスのあと脳脊髄液の縦磁化がゼロを通過する時点で信号を読み、髄液を消す方法です。1.5テスラでの髄液の縦緩和時間はおよそ3,600ミリ秒で、これに2の自然対数である0.693を掛けると約2,500ミリ秒になります。これより短い値では髄液が消えず、白質や灰白質の信号が落ちてしまいます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-04.html)を加工して作成