腹部立位X 線正面写真(別冊 No. 8)を別に示す。画像所見で正しいのはどれか…
腹部立位X 線正面写真(別冊 No. 8)を別に示す。画像所見で正しいのはどれか。
- ⑴ 総胆管の拡張単純写真では、分かりません。
- ⑵ 大腰筋の線維化指摘、できません。
- ⑶ 腹腔内遊離ガス横隔膜の下に、現れます。
- ⑷ 鏡面形成〈ニボー〉液面と気体の境界が、並びます。
- ⑸ 腹部大動脈の石灰化指摘、できません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。示された腹部立位写真では、拡張した腸管の中に水平な液面と、その上の気体との境界が階段状にいくつも並んでいます。これが鏡面形成で、腸閉塞を示す典型的な所見です。腹腔内の遊離ガスは横隔膜の下に三日月状の透亮像として現れ、総胆管の拡張や大動脈の石灰化、大腰筋の変化は、この写真では指摘できません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-04.html)を加工して作成