同一部位の撮影で管電圧を90 kV から130 kV に上昇させたときに考えられ…
同一部位の撮影で管電圧を90 kV から130 kV に上昇させたときに考えられるのはどれか。
- ⑴ 画像の拡大率が低下する。配置で、決まります。
- ⑵ 被検者の被ばく線量が増加する。むしろ、減らせます。
- ⑶ 被写体コントラストが低下する。吸収の差が、小さくなります。
- ⑷ X 線の骨組織での透過性が減少する。増加、します。
- ⑸ 被検者から発生する散乱X 線が減少する。むしろ、増えます。
解説
正解は⑶です。管電圧を上げるとX線のエネルギーが高くなり、骨と軟部組織の吸収の差が小さくなるので、被写体コントラストは低下します。透過性はどの組織でも増し、同じ写真濃度を得るための管電流時間積を減らせるので被ばく線量はむしろ減り、散乱X線の割合は増えます。拡大率は幾何学的な配置で決まり、管電圧では変わりません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-04.html)を加工して作成