頭部MRI を撮影するために患者を検査室に入室させ寝台に乗せたところで、患者が胸…
頭部MRI を撮影するために患者を検査室に入室させ寝台に乗せたところで、患者が胸部にカイロを装着していることに気が付いた。診療放射線技師の対応として適切なのはどれか。
- ⑴ 体に付着しており移動する恐れがないと判断していつも通りの撮影を行う。引き寄せられる、おそれがあります。
- ⑵ 患者へは特に説明をせず検査を進める。説明が、必要です。
- ⑶ MR 検査室の撮影スタッフとの情報共有の必要はない。共有が、必要です。
- ⑷ 検査を依頼した医師に対して責任を追求する。解決には、なりません。
- ⑸ インシデント報告を行う。再発防止に、つながります。
解説
正解は⑸です。使い捨てカイロには鉄粉が含まれており、強い磁場に引き寄せられて事故につながるおそれがあります。気づいた時点で取り外し、再発を防ぐためにインシデントとして報告することが適切な対応です。そのまま撮影すること、説明をしないこと、情報を共有しないことはいずれも危険で、医師の責任を追及することは問題の解決になりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-04.html)を加工して作成