99mTc 心筋血流製剤を用いてアデノシン負荷時と安静時に撮影を行い、得られたS…
99mTc 心筋血流製剤を用いてアデノシン負荷時と安静時に撮影を行い、得られたSPECT 像(別冊 No. 5)を別に示す。正しいのはどれか。
- ⑴ 側壁の虚血位置が、異なります。
- ⑵ 下壁の虚血位置が、異なります。
- ⑶ 前壁中隔の虚血安静時に、集積が戻ります。
- ⑷ 側壁の心筋梗塞安静時にも、欠損が残ります。
- ⑸ 前壁中隔の心筋梗塞安静時にも、欠損が残ります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。示された像では、負荷時に前壁中隔の集積が明らかに低下し、安静時には同じ部位の集積が回復しています。負荷でだけ欠損が出て安静時に戻るのは、血流の予備能が足りない虚血の所見です。梗塞であれば負荷時も安静時も欠損したままになります。欠損の位置は前壁中隔にあたり、側壁や下壁ではありません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-04.html)を加工して作成