腹部MRI のT1 強調像(別冊 No. 2A、B)を別に示す。左副腎腫瘍につい…
腹部MRI のT1 強調像(別冊 No. 2A、B)を別に示す。左副腎腫瘍について正しいのはどれか。
- ⑴ 出血が認められる。高信号の、ままです。
- ⑵ 脂肪が認められる。逆相で、信号が下がります。
- ⑶ 嚢胞が認められる。この低下は、起こりません。
- ⑷ 線維化が認められる。この低下は、起こりません。
- ⑸ 石灰化が認められる。この低下は、起こりません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。示された2枚は、同相と逆相で撮った腹部のT1強調像です。逆相の像で左副腎の腫瘤の信号が明らかに下がっており、これは同じ画素の中に脂肪と水が混じっていることを示します。この所見があれば副腎腺腫と判断できます。出血なら逆相でも高信号のまま、嚢胞や線維化、石灰化ではこのような信号の低下は起こりません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-04.html)を加工して作成