頭痛を訴えて救急外来を受診した際に撮影した頭部単純CT像(別冊No. 7)を別に…
頭痛を訴えて救急外来を受診した際に撮影した頭部単純CT像(別冊No. 7)を別に示す。最も考えられる状態はどれか。
- ⑴ 脳内出血脳実質内の、塊になります。
- ⑵ くも膜囊腫低吸収の、空間です。
- ⑶ 硬膜下血腫三日月形に、なります。
- ⑷ 硬膜外血腫凸レンズ形に、なります。
- ⑸ くも膜下出血くも膜下腔が、白くなります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。示された単純CTでは、脳底部のくも膜下腔が本来の低吸収ではなく高吸収になり、ヒトデのような形に白く描出されています。これは血液がくも膜下腔に広がった所見で、くも膜下出血です。脳内出血は脳実質内の塊、硬膜下血腫は三日月形、硬膜外血腫は凸レンズ形、くも膜嚢腫は低吸収の空間として写ります。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-04.html)を加工して作成