放射線による染色体の異常について最も適切なものはどれか。
放射線による染色体の異常について最も適切なものはどれか。
- ⑴ リンパ球の染色体を調べるには、骨髄を採取しています。末梢血のリンパ球を使います。
- ⑵ 染色体の異常は、分裂していない細胞で観察できます。培養して分裂中期に見ます。
- ⑶ 安定型の異常は、時間がたつと細胞から消えていきます。長く残っていきます。
- ⑷ 二つの動原体をもつ染色体は、被ばくの指標として使われます。線量を推定できます。
- ⑸ 染色体の異常が現れる数は、受けた線量とは関わりなく決まります。線量に応じて数が増えます。
解説
放射線は染色体を切断し、切れた端どうしがつながることでさまざまな異常を生じます。二つの動原体をもつ染色体は自然にはほとんど現れず、線量に応じて数が増えるため、被ばく線量を推定する指標になります。観察には、リンパ球を培養して分裂中期の像を調べます。この型は細胞分裂のたびに失われるため時間とともに減りますが、転座のような安定型の異常は長く残るため、過去の被ばくを調べるのに用いられます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。