放射線治療における分割照射について正しいのはどれか。
放射線治療における分割照射について正しいのはどれか。
- ⑴ 1回線量を下げて回数を増やすと、正常組織は守られる。回復する時間が得られます。
- ⑵ 多分割照射とは、1日1回の照射を続ける方法のことをいう。1日に複数回行います。
- ⑶ 分割照射を行うと、細胞生存率曲線から肩の部分が消える。肩が繰り返し現れます。
- ⑷ 寡分割照射では、1回あたりの線量を小さく設定する。大きく設定する方法です。
- ⑸ 分割することの利点は、腫瘍の側にはまったくない。再酸素化などの利点があります。
解説
分割照射では、照射と照射の間に正常組織が亜致死障害から回復するため、同じ総線量でも正常組織の耐容線量が上がります。腫瘍の側でも、低酸素であった細胞が再酸素化して感受性が高まり、細胞周期の再分布によって抵抗性の時期にあった細胞も照射を受けます。1日に複数回照射する方法を多分割照射、1回線量を大きくして回数を減らす方法を寡分割照射といいます。
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