B さんの事例を受け、民生委員から地域包括支援センターの保健師に「高齢者がどのよ…
次の文を読み50、51 の問いに答えよ。A 地区では民生委員が担当校区の高齢者宅を訪問し、見守り活動を行っている。民生委員がB さん宅を訪問すると、風邪をきっかけに急激に体力が低下して外出できなくなっていた。心配した民生委員が地域包括支援センターの保健師へ相談し、急いで介護保険サービスを導入した。
B さんの事例を受け、民生委員から地域包括支援センターの保健師に「高齢者がどのような状態であれば、地域包括支援センターにつなげたらよいか。目安が分からない」と相談があった。保健師が提案する内容で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「高齢者の希望を確認してください」希望を聞くだけでは、支援が必要かどうかを見分ける目安になりません。
- ⑵ 「独居の高齢者は報告してください」独居であることだけを条件にすると、対象が広すぎて必要な人を絞り込めません。
- ⑶ 「要介護認定の有無を確認してください」要介護認定を受けていない人の困りごとを取りこぼします。
- ⑷ 「基本チェックリストを使用してください」基本チェックリストは、専門職でなくても使える共通のものさしになります。
解説
正解は⑷です。民生委員が求めているのは、専門職でなくても使える共通のものさしです。基本チェックリストは25の質問に答える形式で、運動機能や栄養、口腔、閉じこもり、認知機能、うつの状態を把握でき、支援が必要な人を見つける目安として広く使われています。⑴の希望の確認だけでは判断の基準になりません。⑵の独居という条件だけでは対象が広すぎ、⑶の要介護認定の有無は、認定を受けていない人の困りごとを取りこぼします。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成