健康評価尺度の信頼性に関する説明で正しいのはどれか。
健康評価尺度の信頼性に関する説明で正しいのはどれか。
- ⑴ 同意撤回や無回答による対象者の偏りがないこと。対象者の偏りは標本の代表性に関する問題で、尺度の信頼性の説明ではありません。
- ⑵ 評価したい健康の概念が正しく評価できていること。測りたい概念を正しく測れているかどうかは、信頼性ではなく妥当性の説明です。
- ⑶ 健康度を評価した海外の事例と類似した結果が得られること。海外の事例と似た結果が得られるかどうかは、尺度の安定性を示すものではありません。
- ⑷ 同一対象者に対して間を空けず複数回測定して類似した結果が得られること。同じ対象者を間を空けずに繰り返し測って似た結果が得られることは、信頼性の確かめ方です。
解説
正解は⑷です。信頼性とは、同じものを測れば同じ結果が得られるという測定の安定性をいいます。同一の対象者に間を空けずに複数回測って似た結果が得られることは、再検査信頼性と呼ばれ、信頼性の代表的な確かめ方です。⑵の「測りたい概念を正しく測れているか」は妥当性の説明で、信頼性とは別の性質です。⑴の対象者の偏りは標本の代表性の問題、⑶の海外の事例と似た結果が得られるかどうかは尺度の性能を示すものではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成