その後、A さんは、妊娠36 週に経腟分娩で女児(身長46 cm、出生時体重2,…
次の文を読み42~44 の問いに答えよ。A さん(25 歳、女性、パートタイム勤務)は1 人暮らしである。「妊娠検査薬で陽性が出たので、母子健康手帳をもらえますか」とB 市の母子保健窓口に来所した。パートナーはいるが同居はしていない。
その後、A さんは、妊娠36 週に経腟分娩で女児(身長46 cm、出生時体重2,450 g)を出産した。出産した病院から保健センターへの退院時連絡票に「A さんは子どもの抱き方に慣れず、今後の育児が気がかり」と記載があった。そこで、退院2 日後に保健師が家庭訪問した。保健師が援助をするために収集する情報で優先度が高いのはどれか。
- ⑴ 居住環境居住環境も把握しますが、退院直後にまず確かめるべき情報ではありません。
- ⑵ 経済状況経済状況は継続支援の中で確認していく内容です。
- ⑶ 授乳状況低出生体重児では授乳の状況が体重増加と脱水に直結し、抱き方の不安とも関わります。
- ⑷ A さんの健康状態母親の健康状態も重要ですが、授乳の様子を見る中であわせて把握できます。
- ⑸ 保育所利用の可能性保育所の利用は復職を考える時期に確認すれば足ります。
解説
正解は⑶です。児は妊娠36週、出生体重2,450gの低出生体重児で、退院2日後の訪問です。この時期は哺乳がうまくいっているかどうかが体重増加と脱水に直結し、母親が抱き方に慣れていないという情報もあるため、授乳の状況を具体的に確かめることが最優先になります。⑷の母親の健康状態も大切ですが、授乳の様子を見る中であわせて把握できます。⑴の居住環境、⑵の経済状況、⑸の保育所の利用は、生活が落ち着いてから確認します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成