発災直後の初動体制で、被災地の保健師が最初に行うのはどれか。
発災直後の初動体制で、被災地の保健師が最初に行うのはどれか。
- ⑴ 自治体外からの応援を要請する。応援の要請は、被害と必要な人員の見通しが立ってから行います。
- ⑵ 自宅避難者の安否把握を優先する。自宅避難者の安否把握は重要ですが、活動の拠点と体制を整えてから取りかかります。
- ⑶ 活動拠点となる施設の安全を確保する。活動拠点の安全確保は、その後の情報収集も人員配置も成り立たせる出発点です。
- ⑷ 被災情報が集まってから活動を開始する。情報が集まるのを待つと初動が遅れます。分かる範囲で動き始めます。
- ⑸ 食中毒予防のためのパンフレットを作成する。食中毒予防の啓発は必要ですが、発災直後に最初に行うことではありません。
解説
正解は⑶です。発災直後は、まず保健師自身と職員の安全、そして活動の足場になる拠点の安全を確保します。拠点が使えるかどうかが分からないまま動くと、情報も人も集まらず、二次被害を招くおそれがあります。⑴の応援要請は被害の見通しが立ってから行い、⑵の安否把握は拠点と体制ができてから優先順位をつけて進めます。⑷のように情報がそろうのを待っていては初動が遅れ、⑸のパンフレット作成は急ぐ作業ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成