特定保健指導の初回面接に対する評価をするために、初回面接を実施した後に自記式質問…
特定保健指導の初回面接に対する評価をするために、初回面接を実施した後に自記式質問紙調査を行った。自己効力感の向上に該当する回答はどれか。
- ⑴ 「継続して取り組むのは大変だ」続けることの大変さを述べており、行動の障害を感じている状態を表します。
- ⑵ 「健診時に指導も受けられて良い機会だった」面接の機会そのものへの満足で、自己効力感の高まりを示すものではありません。
- ⑶ 「現在の生活を続けると病気にかかると思った」病気になりやすさを認知した状態を表しています。
- ⑷ 「自分が立てた目標は6 か月で達成できると思う」「自分なら達成できる」という見通しを述べており、自己効力感の高まりを示します。
- ⑸ 「実行すると病気になる可能性が低くなるかもしれない」行動によって得られる利益の認知を表しています。
解説
正解は⑷です。自己効力感とは「自分ならできる」という見通しのことです。「自分が立てた目標は6か月で達成できると思う」という回答は、まさにその手応えを表しています。⑴は行動の障害を感じている状態、⑶は病気になりやすさの認知、⑸は行動の利益の認知にあたり、いずれもヘルスビリーフモデルの別の要素です。⑵は面接の機会そのものへの満足で、自己効力感とは異なります。同じ質問紙でも、どの回答がどの概念を表すのかを整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成