A さんが来室したときの養護教諭の対応で優先度が高いのはどれか。
次の文を読み45~47 の問いに答えよ。A さん(15 歳、男子、中学3 年生)はこれまで保健室に来室することがなかったが、今週に入り「お腹が痛い」「頭が痛い」と訴えて2 回来室した。来室すると養護教諭が促すまで教室に戻ることがない。
A さんが来室したときの養護教諭の対応で優先度が高いのはどれか。
- ⑴ 早退を勧める。早退を勧めるのは、症状を確かめて重さを判断してからにします。
- ⑵ 医療機関への受診を勧める。受診の勧めも、問診で状況を把握したうえで判断します。
- ⑶ 身体的な症状の問診をする。身体の病気が隠れていないかを確かめることが、最初の手順になります。
- ⑷ 保健室は長時間利用できないことを説明する。利用を制限する説明は、助けを求める場を失わせてしまいます。
解説
正解は⑶です。保健室に来た子どもには、まず訴えている症状について問診し、身体の病気が隠れていないかを確かめます。腹痛や頭痛は、心の問題の表れであることも多い一方で、器質的な病気の場合もあるため、決めつけずに確かめることが出発点になります。⑴の早退や⑵の受診の勧めは、症状を確かめた結果として判断します。⑷のように利用を制限する説明をすると、助けを求める場を失わせてしまいます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成