ソクマル保健師

保健師が息子と話をすると「1 年前にかかりつけの医師から父は認知症だと説明された…

次の文を読み54、55 の問いに答えよ。A さん(85 歳、男性)は息子(50 歳)と2 人暮らしで、介護保険サービスを利用していない。民生委員から市役所の保健師に「A さんが最近痩せてきて、着替えもできていない様子。ここ数日見かけない。息子はたまにアルバイトをしているがほとんどA さんの年金で生活をしている」と相談があった。
保健師が息子と話をすると「1 年前にかかりつけの医師から父は認知症だと説明された」「父はわざと自分を困らせようと失禁している」と言う。保健師は息子の大変さをねぎらい、息子へA さんの介護保険サービスを早急に利用するように伝えるが、息子は「お金がもったいない。このまま寝かせておく」と拒否した。保健師の対応で優先度が高いのはどれか。

解説

正解は⑷です。息子は介護の必要性を理解できず、失禁をわざとだと捉え、サービスの利用も拒んでいます。Aさんは痩せて失禁があり、入浴もできていない状態で、これは高齢者虐待のうちの介護等放棄にあたります。本人の同意が得られなくても、市町村は老人福祉法に基づく措置によってサービスの利用につなげられるので、その検討が最優先です。⑴⑵⑸は関わりを続ける手立て、⑶は経済面の支援で、いずれも今の危険を取り除けません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成

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