向老期の女性の健康課題で正しいのはどれか。
向老期の女性の健康課題で正しいのはどれか。
- ⑴ 子宮頸癌が増加する。子宮頸癌は30歳代から40歳代に多く、向老期に増える癌ではありません。
- ⑵ 器質的変化に起因する更年期症状が起こる。更年期症状は卵巣機能の低下によるもので、器質的変化が原因ではありません。
- ⑶ 骨盤底筋群の収縮力の低下によって排尿障害が起こる。エストロゲンの減少で骨盤底が弱くなり、排尿障害が起こりやすくなります。
- ⑷ プロゲステロンの産生低下に起因して動脈硬化が起こる。動脈硬化はプロゲステロンではなく、エストロゲンの減少と関わります。
解説
正解は⑶です。向老期にはエストロゲンの分泌が減り、骨盤底を支える筋肉や組織が弱くなるため、腹圧性尿失禁などの排尿障害が起こりやすくなります。⑴の子宮頸癌は30歳代から40歳代に多く、向老期に増える癌ではありません。⑵の更年期症状は、卵巣機能の低下によるホルモンの変化が原因で、器質的な変化によるものではありません。⑷の動脈硬化は、プロゲステロンではなくエストロゲンの減少と関わっています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成