火災発生から10 日が経った。避難所で不眠を訴える住民が増え、イライラしている様…
次の文を読み45~47 の問いに答えよ。人口約3,300 人のA 町にあるB 地区は人口約200 人で商店や飲食店が連なっている地域である。B 地区は高齢化率50 % で、独居高齢者世帯も多い。早朝、B 地区で大規模火災が発生し、死者が1 名、重傷者が2 名出ている。
火災発生から10 日が経った。避難所で不眠を訴える住民が増え、イライラしている様子も見受けられる。B 地区の担当保健師は、今後の避難住民の心のケアを検討していくために、精神保健福祉センターの精神科医師に応援要請を行った。B 地区の担当保健師が精神保健福祉センターの精神科医師に依頼する内容で適切なのはどれか。
- ⑴ 保健師の地区活動における心のケアの方針に関する助言地区全体の活動を支える専門的な助言が、応援要請の目的に合います。
- ⑵ 避難住民を対象としたストレスチェックの実施ストレスチェックは働く人を対象とした制度です。
- ⑶ 医療保護入院ができる医療機関の整備医療機関の整備は行政が担う役割です。
- ⑷ 睡眠障害を訴えている避難住民の診察個別の診察は医療機関につないで行うものです。
解説
正解は⑴です。精神保健福祉センターの精神科医師に求められるのは、個々の住民を診ることではなく、地区全体の心のケアをどう進めるかについて専門的な助言をすることです。保健師が方針を立てて活動を続けられるよう支える関わりが、応援要請の目的に合っています。ストレスチェックは働く人の制度、入院できる医療機関の整備は行政の役割、個別の診察は医療機関で行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成