A 市では、大規模災害を想定した災害時保健活動のマニュアルを作成することになった…
次の文を読み42〜44 の問いに答えよ。A 市(人口5万人)では、大規模災害発生に備えた医療体制の確保等のため、地域の関係機関を集めた検討を行うことになった。A 市内には地域医療の中核となるB病院を含め複数の病院があるが、大規模災害の発生を想定すると、軽症者から重症者までの傷病者全てをそれらの病院で受け入れることは困難と予想される。
A 市では、大規模災害を想定した災害時保健活動のマニュアルを作成することになった。発災から72 時間経過した時期の保健師活動としてマニュアルに記載する内容で適切なのはどれか。
- ⑴ 生活習慣病予防教室の開催生活習慣病予防教室は生活が落ち着いてから取り組む活動です。
- ⑵ 住民へのハザードマップの配布ハザードマップの配布は平常時の備えとして行う活動です。
- ⑶ 災害対応にあたる職員の健康管理支援する側が倒れれば活動が続かないため、この時期の職員の健康管理が重要になります。
- ⑷ 災害時保健活動全体のまとめと評価全体のまとめと評価は、一連の活動が終わる復興期に行います。
解説
正解は⑶です。発災から72時間を過ぎる頃には、災害対応にあたる職員自身が不眠や過労、被災者との関わりによる精神的な負担を抱え始めます。支援する側が倒れれば活動全体が続かなくなるため、この時期の保健活動として職員の健康管理をマニュアルに位置づけることが適切です。ハザードマップの配布は平常時、全体のまとめと評価は復興期、生活習慣病予防教室はさらに後の段階です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成