1年後、それまでA 市役所の職員健康管理を担当していた3年目の保健師のDさんがこ…
次の文を読み44〜46 の問いに答えよ。人口12 万人のA 市のB 地区。1980 年代に開発された新興住宅地で、市全体の出生は緩やかに減少し、高齢化が進行している。B 地区では月2回、民生委員3名と地区内のボランティア7名をスタッフとして、地区の乳幼児とその保護者を対象とした育児サロンが10 年ほど前から開催されている。地区担当保健師は2〜3か月ごとにサロンに参加し、参加者やスタッフの相談に応じている。
1年後、それまでA 市役所の職員健康管理を担当していた3年目の保健師のDさんがこの保健センターに異動となり、初めて地区担当保健師としてB 地区を担当することになった。D さんの上司である保健師は、D さんの地区活動に関する職場内研修〈OJT〉を計画した。職場内研修〈OJT〉に活用する業務で適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 育児サロンの事業評価担当地区の事業を評価することで、地区組織への支援と評価の実際を業務の中で学べます。
- ⑵ 地区担当保健師の自主勉強会の企画自主勉強会の企画は職場外の学びにあたり、OJTには位置づけられません。
- ⑶ B 地区に関する人口統計指標の分析担当地区の統計指標の分析は、地域をとらえる力を業務を通じて養う取り組みです。
- ⑷ 地区の困難事例検討会に助言者として出席助言者としての出席は十分な経験を要し、地区活動の経験がない段階では適しません。
- ⑸ 県内の新任期の保健師を対象とした研修会の参加外部の研修会への参加は職場外研修〈OFF-JT〉にあたります。
解説
正解は⑴と⑶です。職場内研修〈OJT〉は、日々の業務そのものを通じて実践力を育てる方法です。Dさんは地区活動の経験がないため、担当地区の人口統計指標を分析して地域をとらえる力を養い、育児サロンの事業評価を通じて地区組織への支援と評価の実際を学ぶことが適しています。勉強会の企画や外部研修への参加は職場外の学びで、助言者としての出席は経験を要します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成