保護者や主治医からの情報により、A ちゃんは、卵によるアナフィラキシーの既往があ…
次の文を読み49、50 の問いに答えよ。A ちゃん(5歳、男児)。小学校に入学を予定している。A ちゃんには食物アレルギーがあり、保護者から就学時健康診断の際に、学校での対応を希望する旨の申し出があった。
保護者や主治医からの情報により、A ちゃんは、卵によるアナフィラキシーの既往があり、アドレナリン自己注射薬が処方されていることが分かった。そこで、養護教諭を中心に、学校においてA ちゃんに必要な配慮や管理の対応策について、学校内で話し合うことになった。検討する事項で適切なのはどれか。
- ⑴ 自己注射を補助する担当者の設定緊急時はその場にいる教職員が対応するもので、補助の担当者を決めるものではありません。
- ⑵ A ちゃんの体育活動への参加の仕方食物アレルギーであり、体育活動の参加の仕方を検討する必要はありません。
- ⑶ アナフィラキシーの対応のための職員研修誰でも対応できるよう症状の見分け方と薬の使い方を学ぶことが、命を守る備えになります。
- ⑷ 自己注射薬がクラスの児童にも取り出せる保管場所の確保薬は本人と教職員が管理するもので、他の児童が取り出せる場所には置きません。
解説
正解は⑶です。アナフィラキシーは短時間で生命に関わる状態に進むため、その場に居合わせた教職員が誰でも対応できるよう、症状の見分け方とアドレナリン自己注射薬の使い方を学ぶ職員研修を行うことが重要です。注射は本人または保護者、教職員が緊急時に行えますが補助の担当者を決めるものではなく、薬は本人と教職員が管理し、児童が取り出せる場所には置きません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成