職場の健康診断で肥満傾向であった者から、体重を減らしたいと産業保健師に相談があっ…
職場の健康診断で肥満傾向であった者から、体重を減らしたいと産業保健師に相談があった。保健師がコーチングの手法を用いて支援しているのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 必要な1日の食事量を伝える。必要な食事量を伝えることは、保健師が答えを示す指導型の関わりです。
- ⑵ 運動のプログラムを作成し提示する。プログラムを作成して提示することも、答えを与える指導にあたります。
- ⑶ 本人が実施すると決めたことを認める。本人が決めたことを認めることは、自己決定を支えるコーチングの関わりです。
- ⑷ ウォーキング教室へ参加するよう勧める。教室への参加を勧めることは、保健師が方法を指定する関わりです。
- ⑸ 体重を減少させるために本人に何ができるか聞く。問いかけによって本人の考えを引き出す、コーチングの基本となる関わりです。
解説
正解は⑶と⑸です。コーチングは、答えを与えるのではなく問いかけによって本人の考えを引き出し、本人が決めたことを認めて行動を後押しする支援方法です。「何ができるか聞く」ことと「本人が決めたことを認める」ことがこれにあたります。食事量を伝える、プログラムを提示する、教室への参加を勧めることは、いずれも保健師が答えを示す指導型の関わりです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成