この集団では、がんの発症に男女差があることが分かった。そのため、男女別に結果を分…
次の文を読み42〜44 の問いに答えよ。糖尿病の有無とがん発症との関連を検討するために、地域における特定健康診査の受診者の中でがんの既往がない男女1万人ずつの2万人を登録し、糖尿病の有無を調査した。この調査から5年後に新規のがん発症の有無を確認した。
この集団では、がんの発症に男女差があることが分かった。そのため、男女別に結果を分析することにした。この制御方法はどれか。
- ⑴ 限定限定は対象をあらかじめ一方に絞る方法で、両方を分析する方法ではありません。
- ⑵ 層化要因の値ごとに分けて解析する方法であり、層化にあたります。
- ⑶ 標準化標準化は年齢構成などを補正して集団どうしを比べる方法です。
- ⑷ 無作為化無作為化は介入研究で群への割付に用いる方法です。
- ⑸ マッチングマッチングは条件をそろえた対照を選ぶ方法で、解析段階の方法ではありません。
解説
正解は⑵です。層化は、交絡が疑われる要因の値ごとに対象を分けて解析し、その要因の影響を取り除いたうえで関連をみる方法です。男女別に分けて結果を分析することはこれにあたります。限定は対象を一方の性に絞る方法、マッチングは条件をそろえた対照を選ぶ方法、無作為化は介入研究の割付、標準化は年齢構成などを補正して集団を比べる方法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成