市では、発達障害がある者の家族から、特別支援学校卒業後に地域で働きたいと希望して…
市では、発達障害がある者の家族から、特別支援学校卒業後に地域で働きたいと希望しても周囲の理解が得られないので悩んでいるとの相談が増加した。保健師は発達障害がある者を支援する地域ケアシステムが必要と考えた。地域ケアシステムの構築を最も推進する活動はどれか。
- ⑴ 家族会の設立家族会は当事者家族の支え合いの場で、関係機関をつなぐ仕組みにはなりません。
- ⑵ 就労相談会の開催相談会は個別の相談に応じる取り組みで、継続する仕組みづくりとは異なります。
- ⑶ ボランティアの育成ボランティアの育成は担い手を増やす取り組みで、システムの構築とは別です。
- ⑷ ネットワーク会議の開催関係する機関や人が課題を共有し役割を分担する場となり、システムの土台になります。
解説
正解は⑷です。地域ケアシステムは、支援に関わる機関や人が互いの役割を知り、つながることで成り立ちます。ネットワーク会議を開けば、学校、就労支援機関、事業所、家族、行政が一堂に会して課題を共有し、役割を分担する仕組みが生まれます。家族会の設立や相談会の開催、ボランティアの育成は個々の資源を増やす取り組みで、システムそのものをつくることにはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成