ノーマライゼーションに基づいた障害者のケアの考え方で正しいのはどれか。2つ選べ。
ノーマライゼーションに基づいた障害者のケアの考え方で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 国際生活機能分類〈ICF〉では障害の程度によって必要なケアが規定される。ICFでは障害の程度だけでなく、環境との関わりを含めて必要な支援を考えます。
- ⑵ 支援がないことで社会参加が制約されている場合は対象に含む。支援がないことで参加が制約されている状態も、働きかけの対象に含まれます。
- ⑶ 環境と個人との特性が加わって健康状態が決定される。健康状態は環境因子や個人因子との相互の関わりによって決まると考えます。
- ⑷ 障害者に対する医療の確保を第一の目的とする。医療の確保だけでなく、地域で当たり前に暮らせることを目指す考え方です。
- ⑸ 援助者がリーダーシップを発揮して進める。本人の意思と選択を尊重する考え方で、援助者が主導するものではありません。
解説
正解は⑵と⑶です。国際生活機能分類〈ICF〉では、健康状態は心身機能、活動、参加と、環境因子や個人因子との相互の関わりによって決まると考えます。また支援がないために社会参加が制約されている状態も、働きかけの対象に含まれます。必要なケアが障害の程度だけで決まるわけではなく、医療の確保を第一とする考え方でも、援助者が主導する考え方でもありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成