収集した情報を分析したところ、B 地区はC 地区と比較して、転倒の危険性や運動機…
次の文を読み36〜38 の問いに答えよ。人口10 万人のA 市。A 市は地域特性が異なるB、C 地区からなっている。B 地区の高齢者サロンで健康講話を行ったところ、腰痛や膝痛の訴えが多くあり、参加者の中には要支援と認定された者もいた。保健師はA 市内での介護予防教室を実施する必要性を検討するため、各地区の高齢者サロンの参加者から情報を収集することにした。
収集した情報を分析したところ、B 地区はC 地区と比較して、転倒の危険性や運動機能の衰えを感じている者が多いことが分かった。保健師は、まずはB 地区で介護予防教室を実施することにした。初回の介護予防教室の内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 介護保険の申請方法を説明する。申請方法の説明は要介護となった後の内容で、介護予防の目的とは異なります。
- ⑵ 有効な運動方法について指導する。転倒の予防と運動機能の維持に役立つ運動の方法を具体的に学べます。
- ⑶ 関節可動域〈ROM〉訓練を実施する。関節可動域訓練は個別の機能訓練で、集団の介護予防教室の内容ではありません。
- ⑷ 車椅子の使用方法について説明する。車椅子の使用方法は要介護となった後に必要となる内容です。
- ⑸ 基本チェックリストによる健康度評価を行う。一人ひとりの生活機能を確かめ、現在の状態を本人と共有できます。
解説
正解は⑵と⑸です。初回の介護予防教室では、まず基本チェックリストによって参加者一人ひとりの生活機能を確かめ、現在の状態を本人と共有します。そのうえで、転倒の予防や運動機能の維持に役立つ運動の方法を具体的に指導します。介護保険の申請方法や車椅子の使い方は要介護となった後の内容、関節可動域訓練は個別の機能訓練にあたります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成