市では自立している独居高齢者の孤立死が続いたため、独居高齢者に対する活動を検討し…
市では自立している独居高齢者の孤立死が続いたため、独居高齢者に対する活動を検討したいと考えている。自立している独居高齢者の調査をした結果、孤立死は他人事ではなく不安を感じるが、プライバシーには踏み込まれたくないという者が多いことが明らかになった。孤立死を予防するための保健師の活動として適切なのはどれか。
- ⑴ 老人クラブの加入者数を調査する。加入者数の把握は実態を知る手段にとどまり、孤立死の予防にはなりません。
- ⑵ 自治会に独居高齢者が集う場を設定するよう促す。個別に踏み込まず自然に顔を合わせる場が生まれ、異変にも気づきやすくなります。
- ⑶ 地域活動支援センターに高齢者の見守りを依頼する。地域活動支援センターは障害のある人の日中活動の場で、対象が異なります。
- ⑷ 孤立死への不安がある高齢者に地域包括支援センターでの相談を勧める。相談を勧めるだけでは、プライバシーを守りたい住民の足は向きにくくなります。
解説
正解は⑵です。住民はプライバシーに踏み込まれることを望まない一方で、孤立死への不安は抱えています。自治会が主体となって高齢者が集える場を設ければ、個別に踏み込むことなく自然に顔を合わせる機会が生まれ、異変にも気づきやすくなります。加入者数の調査や相談の勧め、見守りの依頼は、住民の思いに沿った方法とはいえません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成