統計分析について正しいのはどれか。
統計分析について正しいのはどれか。
- ⑴ 割合に関する検定にはt 検定を用いる。割合の検定にはカイ二乗検定などを用い、t検定は平均の比較に使います。
- ⑵ 点推計値での偶然性の判定はできない。点推定値だけでは偶然による変動かどうかを判断できません。
- ⑶ 多変量解析は情報バイアスを補正する。多変量解析で調整できるのは交絡であり、情報バイアスは補正できません。
- ⑷ 帰無仮説を採択して統計学的有意性を確定する。有意性は帰無仮説を棄却することで示され、採択では示せません。
解説
正解は⑵です。点推定値は標本から得られた一つの値にすぎず、それだけでは偶然による変動かどうかを判断できません。そのため区間推定や検定を併せて用います。割合の検定にはカイ二乗検定を用い、多変量解析は交絡の調整には役立ちますが情報バイアスは補正できません。統計学的有意性は帰無仮説を棄却することによって示されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成