職場巡視の結果、VDT 作業における労働衛生管理のためのガイドラインが遵守されて…
次の文を読み45~47 の問いに答えよ。保健師は、従業員 600 人の IT 関連会社に勤務している。5 月に実施した定期健康診断の問診では、肩こり、腰痛、目の疲れを訴える人が多かった。症状を訴えた従業員の業務内容を確認したところ、VDT 作業に従事していることが分かった。保健師は職場巡視をすることにした。
職場巡視の結果、VDT 作業における労働衛生管理のためのガイドラインが遵守されていないことが分かった。保健師が行う対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 休憩時間を設定する。休憩時間の設定は、委員会の審議を経て定めるものです。
- ⑵ 衛生委員会で報告する。労使が参加する場で審議し、組織として改善を進められます。
- ⑶ 職場の照明を変えるよう指導する。個別の指導では、事業場全体の改善につながりません。
- ⑷ 特定業務従事者の健康診断を実施する。健康診断の実施を、保健師が単独で決めることはできません。
解説
正解は⑵です。ガイドラインが守られていないという事実は、個々の職場への指導ではなく、事業場全体の課題として扱う必要があります。衛生委員会に報告すれば、労使が参加する場で対策を審議し、組織として改善を進められます。休憩時間の設定や照明の変更は委員会の審議を経て決めるもので、健康診断の実施も保健師が単独で決めることではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成