家庭訪問で、父親は県外に単身赴任中であり、子どもと 2 人きりでずっと一緒にいて…
次の文を読み47~49 の問いに答えよ。児童委員から担当地区のアパートに住む 2 歳の児について「見かけた時は元気がなくて、外で遊ぶ様子も見ません。いつも同じ服を着ていて身なりも汚れています」と町の保健師に相談があった。保健師が児童委員に詳しく話を聞いた結果、母親は児童委員に子育ての大変さを繰り返し訴えていることが分かった。
家庭訪問で、父親は県外に単身赴任中であり、子どもと 2 人きりでずっと一緒にいてつらいこと、母親は疲労のため寝ていることが多いこと、子どもには食事の代わりにお菓子を食べさせていることが分かった。保健師の支援で優先するのはどれか。
- ⑴ 児童委員への見守り依頼見守りだけでは、子どもの安全の確保には足りません。
- ⑵ 母親の医療機関への受診勧奨母親の受診も必要ですが、子どもの保護が先になります。
- ⑶ 地域生活支援センターへの連絡地域生活支援センターは障害者を支援する機関です。
- ⑷ 要保護児童対策地域協議会実務者会議の開催要請関係機関が役割を分担して支える体制づくりが優先されます。
解説
正解は⑷です。母親が疲弊して横になっていることが多く、子どもに食事を与えられていない状態は、ネグレクトが疑われる状況です。要保護児童対策地域協議会の実務者会議で情報を持ち寄り、関係機関が役割を分担して支える体制をつくることが優先されます。見守りの依頼や受診の勧め、他機関への連絡だけでは、子どもの安全を確保できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成