生後4か月の児の家庭訪問で、体重の増えが乏しく、保護者が「泣き止まないので困る」…
生後4か月の児の家庭訪問で、体重の増えが乏しく、保護者が「泣き止まないので困る」と話した。身体にあざはみられない。保健師の対応として適切なのはどれか。
- ⑴ あざがみられないため、虐待の疑いはないものとして通常どおりの経過観察とする。外からみえる傷が無くても、育児が行き届かない状態は起こり得ます。
- ⑵ 児童相談所に通告したうえで、保健師としての関わりはそこで区切る。通告した後も、保健師は家庭に関わり続けて見守りを担います。
- ⑶ 体重の経過と授乳の様子、困りごとを記録し、関係機関と共有して見守る。あざが無くても、体重の伸びと保護者の訴えは支援を要する手がかりです。
- ⑷ 保護者に不適切な養育の可能性を伝え、次の訪問までに改善を約束してもらう。責める形になり、保護者が支援から離れるきっかけになります。
解説
正解は⑶です。体重の伸びが乏しいことと、保護者が困り感を口にしていることは、育児が行き届きにくい状態を示す手がかりです。あざのような外からみえる傷が無くても見過ごさず、経過を記録し、関係機関と共有して見守る体制をつくります。保護者を責める伝え方は支援から遠ざけ、通告しても保健師の関わりはそこで終わりにはなりません。
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