保健師が、公衆衛生看護の成り立ちを学ぶために諸外国の取り組みを調べた。記述として…
保健師が、公衆衛生看護の成り立ちを学ぶために諸外国の取り組みを調べた。記述として正しいのはどれか。
- ⑴ イギリスのヘルスビジターは、医師の指示のもとで療養上の世話を行う職種として始まった。ヘルスビジターは、乳幼児のいる家庭を訪ねて衛生や育児を助言する活動から始まりました。
- ⑵ 世界保健機関のアルマ・アタ宣言は、病院での高度な医療を各国の中心に据えることを掲げた。アルマ・アタ宣言が掲げたのは、住民の身近な場で行うプライマリヘルスケアです。
- ⑶ アメリカのリリアン・ウォルドは、移民の多い地区に拠点を置き、訪問看護の活動を組織した。ニューヨークのヘンリーストリートに拠点を置き、地域を基盤とした訪問看護を広げました。
- ⑷ オタワ憲章は、健康を人生の目的と位置づけ、個人の努力で達成するものと整理した。オタワ憲章は健康を生活の資源と位置づけ、環境を整えることを重くみています。
解説
正解は⑶です。リリアン・ウォルドは19世紀末のニューヨークで、移民が多く暮らす地区に拠点を置き、家庭を訪ねて看護を届ける活動を組織しました。これが地域を基盤とする訪問看護の始まりとされ、公衆衛生看護の源流の一つになっています。イギリスのヘルスビジターは家庭訪問による衛生と育児の助言から始まり、アルマ・アタ宣言はプライマリヘルスケア、オタワ憲章はヘルスプロモーションを掲げたものです。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。